フランスの公立音楽学校の新学期

日本滞在約1ヶ月。

 

Assomption 《聖母の被昇天》というカトリックの祝日を含んだ3連休を利用してのピカルディー地方への小旅行を経て、

 

私はやっと重い腰を上げて2016-2017年度の新学期の準備に取り掛かることにします。

 

この機会に少しだけフランスの公立音楽学校の新学期について説明させて頂きます。

 

今年のフランスの公立学校の新学期は9月1日木曜日ですが、音楽学校の新学期は大体その2週間~3週間後。音楽学校によって異なります。

 

私の場合は今年度から3つの音楽学校で働くことになった為(意に反してそうなってしまった経緯はまた後日…)、3回新学期を迎えることになります。

 

新学期までの流れは学校によって様々ですが、大体の学校で新学期前に全教師対象の会議が行われます。そしてその翌週にはそれぞれの教師と保護者の面談が個別に組み込まれていますが、面談といっても長々とお話しするためのものではなく、器楽レッスンの曜日及び時間をこども達の学校の時間割や他の習い事の時間を考慮しながら決めるためのものです。

 

既におわかりのように、FM【フォルマシオン・ミュジカル】教師陣にとってこの面談が行われる週は小休止です。(その後1年間続くFM授業の準備を考えたらこの小休止は当然だわ!と思う私はフランス人の思考になってしまったのでしょうか…笑)

 

 

面談の週を終え、いよいよ子供達にとっての新学期が始まります。

 

 

※ 画像はフランス国民教育省から発表された地域別(A・B・C)の休暇と新学期の日程表。パリはCゾーン。来年2017年の夏休みは7月9日からなんて遅すぎる、とこれを見た(私を含む)多くの教員たちは不平不満を述べています。年間通して3ヶ月半のヴァカンスがありながら不満を言うなんて!とのお叱りの声が聞こえてきそうですね…。

 

 

 

 

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