久しぶりの投稿ですが、今回はほぼ独り言の短い記事です。
新学期もようやく落ち着き、幼児音楽教育の研修も順調。自身の授業を通常通り行いながら、まともに研修が受けられるのか少し心配でしたが、同僚に協力してもらったり、授業日程を変更しながらやり繰り。
そして、予定している3コンサートの中の1つのコンサートの日程が四月に決まり一安心。このコンサートは4人で行うのですが(詳細は後日!)、皆自分の意見を通そうと必死だから本当に大変。日程を決めるのにほぼ二カ月を要しました。彼らとの合わせの段階になったらもっと大変かも、、、と一人不安になっています。どうか、今回は無事開催までたどり着けますように。
さて、現在進行形の幼児音楽教育指導者養成研修。
研修を受けながら実際に授業を行っているため、授業は「実験場」状態。(ごめんね、こどもたち!) ただそのお陰で研修で教わったことを直ぐに「実践」、子どもたちを観察することでセオリーが正しいかを確認できる。私にとってはとても良いです。当初恐れていた小さなモンスター達は私の授業を楽しんでくれている、と保護者の方々から嬉しいご報告。これまでのFM研修で得たことがとても役立っていますが、ことある毎に幼児音楽教育研修の先生方にアドバイスを頂くなど支えてもらっています。
フォルマシオン・ミュジカル、各種音楽教育法 (Orff, Martenot, Dalcroze, Willems, Kodaly, etc.)、モンテッソーリ、新しいところで言うとO passo、等々の研修をこれまでに受けていますが、それぞれの教育がそれぞれの教育から大なり小なり影響を受けて成り立ったものであり、既存のメソッドよりもより良いものを、と生み出されたものだと改めて確認。今現在研修中の幼児音楽教育も同様。関連文献を読むと「あの教材もここからきているのか」と少しずつですがあちらこちらに共通点を見出しています。そして私自身が日本で受けてきた教育・音楽教育との比較、音楽を通して人を育てることについて再び考えを巡らせてみたり‥。
フランス全土のフォルマシオン・ミュジカル指導者念願である、パリ国立音楽院に今年初めて設置されたフォルマシオン・ミュジカル学科指導者養成・ディプロマ取得クラス。そこで、オデット・ガルテンローブ女史の時代の様に、幼児音楽教育指導研修を研修プログラムに取り組むという教育学科責任者の言葉が記事にありました。幅広い年齢の音楽教育を知り、指導できる事は異なる学習レヴェル間の繋がりを強めるためには必要。ということで、私も将来的にはパリ国立もしくはリヨン国立にてFM指導国家資格を取得を目指すことを考えていますが、、、それはもっともっと後かな~。よんなーよんなー(笑)
『とても素晴らしい幼児音楽教育法であることは周知の事実ではあるが、決して「盲目的な信者」にならないように。常に多角的な視点は持ち続ける事』と。
この音楽教育の研修を受けることが決まったときに学校長と恩師に同じような事を言われました。
未来の私に向けて、このメッセージを残しておきます。