【沖縄】2018 子どものFMクラス小学生~高校生


7月29日に2つのお教室合同+他のお教室の生徒さんも参加しての子どものFMクラスを開催いたしました。

 

クラスをこの様に3つに分けて…

① 7歳~9歳

② 10歳~12歳

③ 中学生&高校生

 

フランスと同様各授業1時間、中高生のクラスは1時間半としました。そして、「ゼロから学ぶフォルマシオン・ミュジカル」受講済みの先生方に聴講、講座終了時には質問をして頂く形を取りました。

普段は一日6時間のFM授業をしているので慣れているはずなのに、とても疲れました。どうしてかしら、、初めましての生徒さんだから?見られる授業だから?う~ん、どれも疲れる要因ではあったけれど、多分日本語だからかも…笑。

 

子どものFMクラス①

 

最初のクラスは3人だけでしたが、特に音楽を専門的に学んでない(器楽学習をしていない)生徒が積極的に参加、発言してくれたことが印象的でした。【内唱】の学習では今後強化すべき学習課題が見えましたが、3人とも歌がとても上手!!そして生徒達の反応に聴講の先生方も笑顔が絶えませんでした。私は必死…笑。

 

子どものFMクラス②

小学校高学年の生徒達。ん??私がこの年齢の頃は反抗期真っ只中でこんなに無邪気で素直じゃなかったような…(笑)。積極的なのは低学年クラスと変わらず!ただ、器楽演奏で優秀な子たちの楽譜を読むための「基礎力」の弱さが見えました。先生の真似ができる、から、理解して読める、そして自分で構築する事が少しずつでもできる様にしてあげたい。FMの指導目的は「音楽的自立」です。

 

ある先生は「今年からFMクラスを開設します!」と宣言されていました。来年が楽しみです!

 

私が日本の子どもたちにFM教育が合っている、必要だと思う理由。

それは、日本の子どもたちは知的好奇心が強い子、感覚が良い子が多く、感覚学習で得た事を知的学習=楽譜理解につながる学習につなげやすい。総合的音楽基礎教育、フォルマシオン・ミュジカルによって、「弾く楽しさ」と同じくらい「知る楽しさ」「聴く楽しさ」「楽譜を理解する楽しさ」を学ぶことができる。時間をかけなければ結果は見えない、長い目で見た音楽教育。

 

 

子どものFMクラス③

 

嬉しかったことは、中高生の参加人数が多かった事。学年が上がるにつれてお勉強の忙しさが加わり、音楽教室を離れてしまう生徒達が多い中このお教室では逆!中には専門的に音楽に進む子もいますが、このようにFMってなんだろう、と興味を持って集まってくれることがとても嬉しかったです。授業終了後は生徒達と色々なお話をさせて頂きました。

 

 

過去に行った子どものFMクラスと大きく違うところは、私のFM講座を何回か受講してくださっている先生の生徒さん達を対象とした点。普段の生徒達の学習の様子を良く知っているからこそ、彼らのFMレッスンに対する反応が良く分かる、自身の生徒がFMレッスンを受講する様子を見ることで、FMを普段のレッスンに取り入れやすく(取り入れたく)なる。

実際に、「あれやってみよう、これやってみようと、色々な案が浮かんで今後のレッスンがとても楽しみです!」という先生もおられました。

そしてもう一点は他の先生方にも聴講をして頂くこと。これまでに100%満足した授業をしたことがないので、お見せするのは正直嫌ですが…(笑)。子どもたちを前にした生のFM授業の聴講は大切。でもそれよりももっと大切な事があります。それは、「教育実習」。2基本は、実際にFMの授業をしているのを見せて頂き、授業終了後は面談を通して振り返りを行う。FM講座受講→聴講→教育実習ここまでが私の考える「FM理解及び指導に必要な事」。ということで、

 

2019年の夏は「FM教育実習」を開講致します!

(一応宣言しておくと実現化しやすいので…笑)

 

 

講座の日、嘉手納麻子先生が準備して下さっていたウェルカムボード。パリで一緒にお茶をした時の私の写真が添えられていました。素敵なお心遣いに大感激!!

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