セーヌ川増水の後、現在雪で交通機関がマヒしているパリ。
その影響で昨日は音楽学校が休講になりましたが、車で出勤している人は記録的大渋滞に巻き込まれたようです。
公共交通機関に関してはバスはほぼ運行しておらず、電車はあっても大幅な遅れ…。
友人は、タクシーに「事故起こす可能性があるので運転しません」と断られたそうで、「いったいどうやって帰るのよ!!」と怒っておりました。
こんなに積もったのは2013年以来だそうです。
この状況の中でも、うちなーんちゅの私は雪を見る度にテンションがあがります。なので、、、、
誰もいない早朝を狙って家の周りをお散歩。雪をまとった教会が普段見るよりも一段と美しくみえます。
雪遊びから帰宅し、温かいコーヒーを飲みながら記事チェックをしていたら興味深い記事を発見。
《ポーランド国立ショパン研究所のコレクションが閲覧可能になる》
(以下フランスミュージックのサイトから引用)
特別なソフトウェアの開発により、楽譜検索やそれらのダウンロードのみならず、分析やメロディー、リズム、和声、構造においての比較が実現。
更に、すべてのショパン国際コンクールでの録音音源を聴くことができるようになるというから驚きです!
数年経ったら有料に、、、なんてことにならなかしら?と思ったりもしますが、それでも貴重な資料を家にいながら閲覧できるのはなんともありがたい!
近年、調べ物をしていて「誰もが無料で正確な情報・知識を得る事が出来る」様になってきていると感じます。それは音楽の分野だけではなく、最近私が利用しているフランスのMOOC(インターネット上の無料講座)でも同じことが言えます。ここでは時々(本当は定期的に受けなければ意味がないのだけれど…)《神経科学を活用した“指導と学習”》や《フランス語講座》を受講していますが、教師陣、講座の内容、公開されている資料、細部に至るまで気が配られている点、等々その質の高さに驚かされます。
※記事最初の写真はパリに雪が積もり遊ぶ子供たちの様子。(コチラのサイトから拝借致しました。)
これを見て、昨日生徒「やっと雪遊びができるよ!!」と、とても嬉しそうにしていたのを思い出しました。「先生も嬉しいわ~!」とはさすがに言えませんでしたけど…笑