FM試験内容&そろそろ夏のFM講座の計画を

久しぶりの投稿です。

 

2月初旬に予定していたヴァイオリンとのコンサートは、色々あって中止。

気分が大分落ち込んでいましたが、1週間前に行われたフォルマシオン・ミュジカル学科の会議で、私が作成した試験課題が採用されたお陰で、とても良い気分で冬休みを迎えております。なんて単純な私。

 

休暇中には試験問題の最終仕上げ、ピアノデュオコンサートの準備、小旅行、、、と予定していることはいろいろありますが、そろそろ今年の夏日本で開催するFM講座の計画を立てなければ、と思っています。という事で、早速当サイトメニューに【FM講座】を加えました。講座の種類、内容、日時、会場‥等決まり次第徐々にページに追加したいと思います。

 

 

さて、話題はFMの試験内容に戻ります。

 

つい先ほどまで、私が準備した試験内容をこちらで紹介しよう~、と作業をしておりましたが、掲載することで試験内容が漏れる恐れがある、という誰でもわかるようなことに今頃気づき、恐ろしくなりました。載せる前に気づいてよかった。

 

試験内容も授業内容と同様で、基本的には『音楽作品と関連付ける』ように最善をつくします。なので、試験問題を作成するための基となる楽曲探しにとても時間がかかります。やっと見つけて、問題を作成して、FINALEで打ち込んで、、、はい却下。という経験を私はこれまでに何度かしました。そういうこともあり、会議では皆自分自身が作成した試験問題を通そうと必死。採用されたときには『準備した問題が無駄になったわ~』と冗談まじりの嫌味を言われたり…。そういう時は聞こえないふりをするに限ります。

 

 

私の試験問題を掲載する代わりに、あるコンセルヴァトワールの第二課程の過去問から一題だけ。

 

Tchaikovsky: Symphonie n°6 2e mvt

 

 

口頭試験には【読譜】がありますが、第二課程(13歳~15歳)の生徒はオーケストラ譜を読めなければなりません。試験で読む楽器パートは写真にあるように四角で囲まれたり、矢印で示されていて、それらを指示された順通りに読んでいきます。ちなみにこの課程の生徒は、移調楽器も学習済みのため、すべて実音で読みます。

 

移調楽器、というと思い出します。数年前に問題になったこの話を。

フランスの有名な新聞に、パリ区のコンセルヴァトワールに子どもを通わせている保護者からの投書が掲載されていました。その記事はフォルマシオン・ミュジカルの試験に関する事。確かこのような内容だったと…

 

読譜の試験で我が子が移調楽器を間違って読み始めた。にも関わらず審査員は誰一人その事を指摘せず、最後まで間違ったまま読ませ、結果、子どもを落第させた。審査員が間違いに気づいた時点で、「よく見なさい」等の一言があるべきだった!!

 

「気を付ける事」も含めての試験だと思うのは私だけではないはず。その「事件」に関する事だけではなく、記事には音楽教育に関するいろいろな批判が掲載されていて、かなりインパクトの強めな記事だったのを覚えています。器楽もFMも、教育的ではない先生がいるのは確かですが、教育内容に口を出す保護者もどうかと…。

 

 

試験の話に戻ります。

 

以前勤務していた学校では【読譜】の試験で、音源を聴きながら読むというのがあり、

曲を聴きながら楽譜を目で追う+音楽の流れの中で音読みができる事を重視していました。

「何を学ぶか」という学習プログラムの違いはあまりなくても、「どのように学ぶか」は各学校に一任されているので、このような違いが存在する、という訳です。

 

※記事最初の写真は、散歩コースにある大木。通る度に真下に立って上を見上げてぼーっとするのがたまらなく好き。


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