【お知らせ】エッセー「たんぽぽのタネ」の執筆

 

沖縄タイムス教育面連載「たんぽぽのタネ」の執筆を10月から月一で担当することになりました。

 

 

 

 

 

内容は未定ですが、フランスでの生徒への指導、学科主任や指導者育成などの経験や指導者研修を通して感じた事を書き綴ろうかな、と思っております。

10月掲載予定記事はすでに編集者の手元に!当初フランスに残る予定ではなかった私が同国で正式に『FM指導者』になるための道を歩み始めたきっかけが語られております。

【たんぽぽのタネ】は毎週水曜日教育面に掲載されますので是非!

 

問題児が増える季節?

3月は4回目の投稿です。

 

 

試験問題作成で軽くもめましたが (参照→学年度末試験問題作成、ようやく終了!と思いきや…) 学校長が間に入ってくださったお陰で、あの抵抗はなんだったのか?と思うほどすんなりと私の主張していた方向へ進み、つい先日無事筆記試験が終了しました。

 

 

学科主任も兼任しているので、5月に行われる口頭試験のためのあらゆる準備(各生徒の時間を記したリストと親御さんへの連絡用の手紙作成、試験期間中の授業の日程変更や休講決定、審査員探しと依頼…)などなどその他細かい作業も行いますが、それらもほとんど終えあとは来週始まる休暇を待つばかり、、、

 

 

と思っていましたが、今度は生徒の問題が次々と…。しかも何故かこの1か月に集中し、問題生徒の年齢も9歳~16歳と幅広いのですが、大半は『授業中の問題行動』。

フォルマシオン・ミュジカルは12~15人程のクラスなのですが、このような問題は残念ながらとてもよくあり、

そういう意味でも特にFMに関しては『好きじゃないと教えることが出来ない教科』と言われています。

 

 

問題解決のために保護者にメールにて連絡をしようとしたところ、同僚から「メールは残るから避けた方がよい、後から訴えられることもあるから電話連絡して、会って話した方が良い」との忠告を受け、電話をすることに。

 

生徒の親御さんたちがFM教員に会いに来ることはほとんどないため、今回電話連絡をした親御さんたちには私は初めて会うことになるわけですが、子供のためにも少なくとも3か月に1度位は会いに来てほしいものです。(そう考えるとすべてのクラスを対象とした授業参観を年に2回は開催した方がよいのかな、と思っていますが。)

 

保護者面談を行った結果、予想通りそれぞれの生徒が学校や家庭で問題がある事がわかり、私のFMの授業中だけではない事に少し安心しました。

 

 

 

 

 

その後の問題生徒達の授業態度は良くなってはいますが…。引き続き要観察です。

 

 

 

 

番外編 「フランス日常生活便り」

今回は番外編「フランスの日常生活便り」。

ということで音楽とは全く関係ありませんのであしからず!

 

 

平日は電車で移動するとき以外は一日中室内で過ごすことが多いので、お休みの日はなるべく外に出て自然に触れるように心がけています。

 

先日の日曜日は畑で野菜収穫。 残念ながら自分の畑を持っているわけではありません…。

パリ郊外20箇所に野菜農園があり、好きなときに季節の野菜、果物、花を自由に収穫できます。私が行った日は一日中雨が降っていたにもかかわらず家族連れで賑わっていました。それもそのはず、この日は今年最後の開園日。翌日から来年の4月、チューリップが咲く季節の再開園の日まで楽しい収穫はお預けです。

 

 

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畑に入って自ら収穫するには時間が掛かりそうだったのですでに収穫済みの野菜から選択。この時期(11月)のN°1はなんといってもかぼちゃ。大小のかぼちゃがあちらこちらで山積みにされていました。

 

 

 

 

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収穫した野菜をお会計。今回は栗かぼちゃ、リンゴ、キャベツ、なす、バターナッツ、そして人生初の根セロリを購入。お手ごろなお値段で新鮮なお野菜が手に入ります。そして毎回お会計の際についつい手にとってしまうのがこの農園で採れたリンゴのジュース。自然な甘みでとても美味しいんです!

 

 

 

 

畑を後にして併設されている屋内市場へ。野菜や果物、隣の作業所で加工しているチーズ、ヨーグルト、そして地方の名産品、お酒などがずら~っと並んでいます。

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ちなみに私が必ず購入するのはここの農場産牛乳とチーズ、そして大好きなコルシカ島名物、豚のレバーソーセージ「フィガテル」。フランス人は苦手な人も多いらしいのですが、私はレバー臭のする、癖のあるこのフィガテルが◎!

 

 

 

 

パリに来た際にはキッチン付アパルトマンホテルで滞在して、こういう市場や農園で購入したフランスの野菜や地方の名物を楽しむのも良いかもしれませんね。