とうとうこの日が来てしまいました…四月一日

今回もFMとは全く関係のない息抜きの記事です。

フランスの音楽学校で教師として働き始めてから早9年、初めてです。

この日に私の授業があるのは…。

 

 

 

4月1日の『エイプリルフール』を、フランスでは 『 四月の魚 Poisson d’Avril 』 と呼びます。この日は嘘をついたり、冗談をいう他に、背中に魚の絵を描いた紙切れを人の背中に張り、その人を笑い者にする…という日。

 

 

起源は16世紀にそれまで4月1日が新年の始まりだったのを1月1日に制定し、その事を忘れている人に冗談で4月1日に贈り物をしていたことから、とか、4月1日は漁解禁日だったので漁師の背中に本物の魚を吊り下げていた…など諸説あるようで。

 

 

 

 

遡ること1週間前。来週はいたずらしていいのか聞いてくる生徒に何も考えずに了承してしまった私。学校では禁止だから嬉しい!などと言いながら教室を後にするこども達を見てOkしたことを後悔するも時すでに遅し。

 

当日、案の定授業が始まるや否や冗談の言い合いや、 『魚の絵』 の張り合いごっこが始まり授業にならない!

生徒の中には先生である私にも張ろうと一生懸命になる子もいたり、、、もちろん気づいていましたが一応張らせてあげて、しばらくみんなの笑いものになってあげました 笑。

 

授業に集中させるために強制的に収穫された魚たち

 

 

 

ふざけあった後はもちろんいつも通り真面目にお勉強。

 

 

昼食時間の職員室では同僚がこんなこと言われた、あんなこと言われた、と生徒のついたウソの数々で盛り上がりました。

ある同僚は 『 先生、がくふわすれちゃった… 』 と生徒に嘘をつかれたことについて、『 私が一番嫌がる事を生徒達はよく知っているわ!』 と何故か感心していました…笑

 

 

※ 記事最初の写真は生徒からもらったお手紙。『 本日は一日中休み時間にするように!』 という国民教育省からフランス全土各教員へのお触書、、、というジョーク。


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