東京藝術大学、ソルフェージュ講座

『音楽を最後まで追求』『音楽家にとって総合的に何が本当に必要なのかに立ち返るソルフェージュ』深くうなずきながら視聴させて頂きました。

必見!!三ッ石潤司准教授によるソルフェージュ講座紹介動画

動画の内容に深くうなずきながら、改めて必要性を強く感じました。『フォルマシオン・ミュジカル』は、音楽家に必要とされる全ての基礎能力をバランス良く養う教育。フランスの子どもたちは、音楽作品を聴きながらゆっくりとソルフェージュ能力、音楽知識を身に付けていきます。

フォルマシオン・ミュジカルを子どものころから学ぶことで、より『心で聴く力』『楽しい(感と知の学び)』を養うことができる、と私は確信しています。もちろん、子どもたちへの指導においては、フォルマシオン・ミュジカルだけではなく、学習レベルに応じた様々な視点によるアプローチを実施することが重要になります。

動画内で三ッ石潤司准教授が仰っていた《言葉と音楽》の関係について。私はフォルマシオン・ミュジカルを初めて受講する7歳(1年生)の、初めてのレッスンで必ずお話します。もちろん、初心者向けの簡単なお話です。(フランスのフォルマシオン・ミュジカル教材“音楽の魔法第1巻”を使用した指導者向けFM講座で、受講者の方々にご紹介させていただいている、定番エピソードです😉」) 以下省略版を会話形式でお届けします⇩

実際は、このお話に続いて学ぶ学習がありますが、ここでは省略しています。

以前もブログの記事で紹介したことがあるかもしれません。なんてことのない、私と子どもたちとのやり取りですが、「フォルマシオン・ミュジカルを学ぶ意味」を丁寧に説明することは、その後の学習の進め易さに大きく影響すると考えています。

上の例では初心者の子どもたちとの対話でしたが、学習レベル関係なく、『私は将来どのような音楽家になりたいか?』そこに辿り着くには何が必要か』等、学ぶ目的や目指す方向を、指導者と生徒間で話す機会を設け、立ち止まって確認する機会は必要だと思います。長期的な目標をもつことは、学びに対する姿勢を見直すきっかけになると、私は思います。

それにしても、昨日からフランスは40度を超える猛暑。フランスの一般的な家庭にはクーラーなんてありません。もちろん我が家も✖。道ですれ違った近所の人に「クーラー設置したいわ」と打ち明けると、「温暖化に悪影響だわ」と返されて、、💦。でもこれまでの経験上、そういう人が数週間後、何食わぬ顔でクーラーを設置していたりする確率高いのです(笑)

☆ 記事最初の「ALERTE CANICULE」は、熱波警報発令中のお知らせ。


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